2016年11月29日

四十九日法要の基礎知識とお布施の目安

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忌日法要は死後七日ごとに四十九日まで行います。特に四十九日は来世の行き先が決まるもっとも重要な日で、故人の成仏を願い極楽浄土に行けるように法要を営みます。葬儀のときの白木の位牌は仮のものですから、四十九日までに本位牌を準備します。主な参列者は遺族、親族、友人、知人となります。僧侶による読経のあと、一同で焼香、会食をします。この際に、僧侶にはお礼をお渡ししなくてはなりませんが、僧侶がお食事に同席して下さる場合には、御布施または御経料、お車代の2つを用意します。

もし、僧侶が会食を辞退されたら、御布施または御経料、お車代のほかに、御膳料を加えた3つをお渡しします。次にお布施に関する金額の目安をご案内致します。御布施または御経料は、3万円程度となります。お車代は、5千円?1万円が目安で、御膳料は、5千円?2万円と考えて良いでしょう。故人にとっても遺族にとっても大切な法要でもあるので、事前に確認しておくと良いでしょう。

・お金を入れる袋の表書きは薄墨ではなく普通の墨で書きます。半紙の中包みに入れ、奉書紙で慶事の上包みの折り方をするのが最も丁寧な形ですが、市販の白い封筒で構いません。郵便番号欄の無い無地の封筒を用います。