2018年03月05日

喪中はがきの投函で気をつけたいこと

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喪中はがきは、喪に服しているために葬儀をした翌年の正月の挨拶を遠慮することを通知するために出します。故人がお世話になった方や個人的に家族で付き合いがあった方に送るので、ビジネス関連の知り合いには送る必要はありません。

また、親族には出さなくてもいいでしょう。喪中であることを知らせる文面と共に、葬儀に際しての御礼や故人がお世話になった御礼の文章を書いて送ります。用意するはがきは市販の郵便はがきで構いません。郵便局で喪中はがきとして使うことを伝えると、用途に相応しい切手の部分に胡蝶蘭の柄が入ったはがきを勧められます。

通常のはがきとインクジェット用があるので、家庭のインクジェットプリンターを使う場合は後者を選ぶようにすると綺麗に印刷できます。文面は悲しみで墨が薄まったことを表す灰色の文字を使うといいですが、住所と宛名と郵便番号は確実に届けるために濃いインクで記載しましょう。

投函時期は、できれば11月中に遅くても12月初旬までには出すようにしてください。郵便局が年賀状を受付する時期よりも前に余裕を持って投函するといいでしょう。相手が年賀状を用意しなくても済みます。ただし、葬儀が12月中旬〜年末になってしまった場合は、既に年賀状を投函し終えている場合もあります。

年始に年賀状をいただいた場合は、松の内を過ぎた1月8日以降に寒中見舞いを出すといいでしょう。まだ年が改まってめでたい雰囲気に包まれているため、手短に12月中旬〜年末頃に葬式をしたため、念頭の挨拶を遠慮していたことを書き、相手の健康とその年の活躍を願う文面を記載します。