2017年12月03日
葬式をするとき、仏式であれば僧侶に来てもらいます。その時にお布施をどのくらい渡せばよいのかが問題になるかもしれません。業者への支払いは、事前に見積もりをもらったり請求書を見ればわかります。納得して提示された金額を支払えば済みます。
しかしお布施は僧侶の方からいくらくださいと言われるものではありません。こちらが勝手に包んで渡すお金になります。0円でダメなわけでもなく、100万円やそれ以上渡すのが払いすぎとも限りません。故人のためにいろいろなことをしてくれた僧侶に対して、それに対するお礼として渡すことになります。
いくら金額が決まっていないとしても全く払わないのは故人に対する気持ちの面でも失礼になりそうです。まずは地域による相場を知っておくようにしましょう。一概には言えませんが、関東地方だと30万円ぐらいとされていて、関西地方は20万円ぐらいとされています。どうしても厳しいならそこからマイナス5万円ぐらいしても問題はないでしょう。僧侶はお寺に所属されています。各家庭ではそれぞれ菩提寺があるとされ、菩提寺から来てもらうときには事前にいろいろなお付き合いがあります。日頃から支払いなどがあるので、その時に聞いておくと良いかもしれません。亡くなったときにいくらくらい包めばいいかと聞いておくと、そのお寺の平均的な金額を教えてくれます。戒名においてより位の高いものを希望する時には、包むお金の中にそれを含む必要が出てきます。