2017年09月12日

ある程度のルールを知っておくと良い

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

葬式において、喪主を務めることはそれほどないでしょう。そのために経験であったり練習ができません。ぶっつけ本番で行い、結局それが最初で最後のこともあります。自分のことと考えると行いにくいこともありますが、故人のためと考えると何とかできるでしょう。

わからないことは周りの人にサポートしてもらって行うこともできます。多くの場合は間に葬儀会社が入るので、その都度聞くようにすれば間違わずに行うことができます。悩むことが多いのがお布施の渡し方でしょう。まずは、菩提寺などがあり、そちらから来てもらうときです。

日頃からお盆や法事などで来てもらっているなら比較的話しやすいはずです。ですからあまり気を使うこともないかもしれません。基本的には、式の前に行うとされています。僧侶が来られた時に挨拶に行き、その時に渡すようにします。

一方、菩提寺がない時は葬儀会社から僧侶を手配してもらうことがあります。この時には葬儀会社に挨拶する場を設けてもらい、その時に渡します。御香典などであれば、包みに入れてそのまま渡します。お布施となるとさすがにそれでは少し問題があります。

切手盆と呼ばれるお盆があるので、そちらに載せて差し出す方法をとります。事前に用意しておきますが、ない時は葬儀会社に相談をすれば出してもらえる場合もあります。切手盆に載せる以外には、ふくさに包む方法があります。

弔辞における包み方の手順で包むようにして渡すと良いでしょう。ふくさは将来的にも使うので、1枚は用意しておくと良いでしょう。