2019年11月19日

葬儀で喪主の代理で挨拶するときに注意したいこと

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喪主は、葬儀を取り仕切る大切な存在です。ただ、高齢の方や小さいお子さんの場合や、病気をしているときなどは、代理を立てることがあります。喪主の代理になったときは、葬儀の中で遺族を代表して挨拶をすることになります。

実際に挨拶をすることになったら、マナーを守って正しく行うことが大切です。ただ、急にあいさつすることになると、どうしても緊張したり慌ててしまうかもしれません。事前に注意点を確認して、あいさつ文をメモに書いておくとよいでしょう。

まず、あいさつするときに大切なのは、初めに自己紹介をしっかり行うことです。喪主ではない人が前に出てあいさつを始めると、参列者の多くはこの人は誰なのか疑問に感じてしまいます。参列者がスムーズにあいさつを聞くことができるように、初めに故人との関係を伝えるなど、自己紹介をきっちり入れておくようにしましょう。

また、忌み言葉を使わないことも、あいさつをするときの重要なマナーの一つです。そしてもう一つ覚えておきたいのは、大往生という言葉は遺族しか使ってはいけない言葉だということです。遺族以外の人が大往生という言葉を使ってしまうと失礼にあたってしまいますので、挨拶をすることになったときは十分に気をつけるようにしましょう。