2016年11月24日
僧侶にお礼として、お布施を渡します。その際には、どんな封筒や色にするか、迷ってしまうことがあります。マナーもあるだろうし、出来ることならそれを守って、お礼を渡したいです。しかし、時代の流れというか、その辺りのことを多目に見てくれる僧侶もいます。昔は、厳守するのが当たり前のマナーではありましたが、それも時代によって変化した部分ともいえます。また、核家族か進んでしまって、それらのマナーを伝える親達との関係が希薄になってしまったことも、原因ともいえます。
お礼の封筒の色は、白が良いとされますが、関西では白黄色、関東では白黒を使用することもあります。地域性も考慮しなくてはいけないので、転勤したり、結婚して別の地域で暮らすことになると、困ってしまうことが多いです。現在では、インターネットで簡単に調べることができるので、周囲の人に聞きづらい場合も、困ることはありません。ただ、気局地的なことにまでは対応していないので、その辺りのことにも注意が必要になってきます。近所に、年配の住民がいるのならば、その方が正確な情報を手にすることができ、マナーを守ることに繋がります。
使える方法を使い、マナーを守ることができるように、心掛けていき、この機会に学んだことを子供達に伝えていきます。いつか、子供達が成人して、自分達にように困ったりしてしまうことがないように、伝えていきます。このサイクルが守られていくと、文化や風習が伝えられていきます。