2019年06月14日
葬儀に参列するときは、正しい作法を頭に入れて、マナーを守って参列しなければいけません。マナーを守って参列すれば、遺族の方に対して失礼になることもありません。葬儀にふさわしい服装をするのはもちろんのこと、身だしなみもきちんと整えて、故人を静かに見送りましょう。
さらに、仏式の葬儀では合掌は大切な作法の一つです。正しい合掌にやり方を覚えておけば、安心してお葬式に参列できます。まず、指と指の間を離さずに、手の平を合わせて行うのが基本です。手の平の角度は45度ほどに保ち、合わせた両手は胸の前に出しましょう。
このとき、肩ひじを張らずに、脇に力を入れて背筋を伸ばせば、きれいな姿勢を保つことができます。正しく手を合わせたら目を閉じて、会釈をするように軽く頭を下に傾けていきましょう。この作法を頭に入れておけば、どのようなお葬式に参列することになっても慌てることがありません。
ちなみに、数珠を持っている場合は、数珠を持つ左手に右手を軽く添えるようにして手を合わせましょう。また、宗派によっては、数珠を両手にかけて手を合わせる場合もあります。数珠の持ち方は宗派によって変わってきますので、あらかじめ確認しておけばより安心してお葬式に参列できます。